1999-02-17 第145回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
例えば、調査員は介護サービス調査票以外の特記事項も記入して提出することになっております。その特記事項を提出しても、それを取り上げてもらうためには、介護認定審査会に調査員とかかかりつけ医師が実際に出席して意見を述べなければなりませんね。しかし、調査員やかかりつけ医師がすべてのケースに出席することは不可能でございます。
例えば、調査員は介護サービス調査票以外の特記事項も記入して提出することになっております。その特記事項を提出しても、それを取り上げてもらうためには、介護認定審査会に調査員とかかかりつけ医師が実際に出席して意見を述べなければなりませんね。しかし、調査員やかかりつけ医師がすべてのケースに出席することは不可能でございます。
一次判定は介護サービス調査票の基本調査によるが、ADL、身体機能面に重点が置かれており、精神的な状況や家族、住居の条件を含めた総合的なものになっていない、こういう点があるわけであります。 ちょっと時間がありませんので割愛いたしますが、基本調査で精神的状況の勘案が不十分なため評価の違いが出てまいります。基本調査の精神的状況のウエートを高くすべきではないか、このように考えるのですが、いかがですか。
また、介護を提供するには、身体的条件に社会的条件やその人の置かれた環境を加味することが必要不可欠であり、九年度高齢者介護サービス体制整備支援事業に使用されている介護サービス調査票を見ても、家族の扶養状況さえ正確につかめず、これを使うことはやはり疑問であります。